2008年12月30日火曜日

ふるまい餅と年末年始営業日のお知らせ

里の駅大原の渡辺です。



年末の忙しさにかまけて更新を怠っていました。



里の駅大原の年末年始休業および営業日について御知らせします。



休業 12/31〜1/3、1/5

営業 1/4(日)、1/6(火)〜通常営業



となります。

よろしくおねがいします。



さてさて、新年4日(日)は、大原ふれあい朝市はお休みとなります。

そのかわりに、里の駅大原ではつきたてのお餅をふるまいいたします。



10:30〜一日中、何度かつきます。

お餅つきの威勢の良い声が聞こえたら、美味しいおもちの合図です。



限定数量の福袋もご用意いたします。



ぜひぜひ新年最初の日曜日、里の駅大原に遊びにきてください★★





今年一年ほんとうにありがとうございました。

来年もどうぞよろしくお願いいたします。



では、よいお年を御迎え下さい。



里の駅 大原

2008年12月26日金曜日

雪の中の源助大根

里の駅の渡辺です。



大原に雪が降りました。

朝起きると雪景色、で今も降り続いています。

昨日だったらホワイトクリスマスやったのになあ・・・。



さて、今日は明日開催する里の楽農園で皆さんに食べてもらおうと

大根炊きの仕込みをします。



秋に植えた源助大根がちょうど良い大きさになっていました。





源助大根は加賀野菜。

おでん大根とも呼ばれ、煮炊き向きの大根です。



我が家でもつくっているので一度おでんにしましたが、

お出汁の味がすーっとなじんでとても美味しかったです。



葉っぱは刻んで、とっておいた大根の皮と、かしわと一緒に油炒め煮。

鷹の爪を入れたら味がしまって、彩りもよく美味しい一品になりました。



雪の大原。



明日はお天気良くなるかな。



里の駅 大原

2008年12月21日日曜日

マグレ鴨、究極のお肉

里の駅大原の渡辺です。



年末に向け、いよいよ忙しくなってきましたね。

大掃除も早々に済ませて、新年を気持ち良く迎えたいのですが・・・

我が家はまだお掃除を待っている状態です。





さて、来年1月6日(火)は、新春フレンチディナーの日です。

フレンチシェフの坂本氏が自ら腕を振るう特別な一日。



この日は花むらさきを臨時休業して、ディナーにご予約頂いたお客様のためだけに営業いたします。



心身フレンチディナーのメインはなんと言っても

マグレ鴨”。



フレンチなんて、滅多に行かない私には耳慣れない名称だったのですが、

皆さんはご存知ですか?



なななんと、フォアグラをとったあとのお肉なのだそうです。

・・・。

確かに、フォアグラは内蔵なので、もちろんお肉もあるはずですもんね。



「元々フォアグラの副産物として農家が楽しんでいた肉なのだが、あまりのうまさに評判になり、販売したら大人気、ということらしい。フォアグラを取るための飼育法(毎日1kgのコーンを1ヶ月間強制的に食べさせる)をするためにはかなりの体力がないと耐えられないので、その前に日光と運動を充分に与えた鴨だということ。だからフォアグラ摘出後もうまいということ。で、肝臓肥大になるくらいだから全体に脂も多く料理中もめっちゃ脂が出る。食べてても脂のコクがぐっとくる。それもうまい理由。ブロイラー的ふわふわ肉ではなくかなりしっかりしている。」

��www.さとなお.comより引用)



うーん、おいしそうですね。



なんでも、坂本シェフのネットワークを駆使して、このマグレ鴨をフランスから直輸入するのだそうです。



脂ののったマグレ鴨には、きっと大原のおいしーい冬野菜が合うのでしょうね。

シェフの腕でどんな料理に返信するのか、めっちゃ楽しみです♪





新春フレンチディナー

2009年1月6日(火)

昼の部 12:00-14:00

夜の部 17:00-19:00



料金

6000円(お一人様)

��お子様は5000円となります

��アルコールを希望される場合は、別途1000円でボトルワイン付となります。



ご予約受付中です!!

tel/fax:075-744-4321

Email:info@satonoeki-ohara.com




里の駅 大原

2008年12月20日土曜日

明日、冬至

里の駅大原の渡辺です。



明日、12月21日は一年で最も太陽のでている時間の短い日、冬至です。



花むらさきの定番朝がゆに、冬至だけの限定メニュー冬至粥セットが登場します。



昔から、冬至には柚子風呂に入り南瓜を食すなど様々な風習がもたれてきました。

柚子風呂は、体力の落ちるこの時期に風邪を引かないように入ります。

南瓜(ナンキン)を食べるのは、「ん」のつく食べ物で運を上げようという昔の人の知恵が施された習慣です。



関西ではあまりなじみがありませんが、実は冬至に食べるお粥、冬至粥というものがあります。



いつものお粥さんに小豆を入れます。







小豆の「赤」が厄神を祓うといわれており、これもまた昔の人の願いが込められた由来を持つ食べ物です。



明日だけの限定メニューですが、冬至粥で長い冬を乗り切りましょう!!



冬至粥セット(南瓜煮付)

朝7:30〜10:00まで



300円

コーヒー付 500円





里の駅 大原

冬至について

2008年12月17日水曜日

ベニシアの手づくり暮らし

里の駅大原の渡辺です。



さて、旬菜市場や花むらさきにもよくお越し頂いている、大原の有名人といえばベニシアさん。

ハーブの植わった庭や、自然の恵みを大切にする生活が話題を呼びテレビや新聞でも報道されているので、ご存知の方もおおいのではないでしょうか。



実際にお会いしてみると、実に気さくで飾らない方。

著書『ベニシアのハーブ便り』からもにじみ出ていますが、ほんとに自然体です。



旬菜市場で野菜を買ってもレジ袋は使わずに大きなリュックにつめて背負い、

「山登りのトレーニング」

とスマイル。



素敵です。



そのベニシアさんの暮らしの風景が、NHK BS hiで放送されます。





連続シリーズのようですね。

詳しい日時はこちら

↓↓↓↓↓↓↓↓↓↓





草生で柿渋染をされている、みつる工芸さんも登場されるのでしょうか?

番宣フライヤーにたけしさんが写っておられますね。





渡辺家はBSどころかテレビもないので、どなたかビデオにとったらご一報下さい。

2008年12月14日日曜日

春?!

里の駅大原の渡辺です。



里の楽農園の菜の花が開花。

いくら早稲の品種(秋華:しゅうかという品種)といっても、

��2月に菜の花は早いのでは?と思いますね。



ほんとなら来年1月開花予定だったので。



ここのところ暖かかったしかなあ?



とにかく、花むらさきのおばちゃんたちに採られる前に

畑のいろはの方々を緊急招集して、菜の花摘み大会の結構です。



てんぷら、おひたし、胡麻和え・・・。

葉っぱもやらかくて美味しそう。



次回収穫予定の源助大根と小カブも試し採り。

けっこうおっきいよ〜!!





順調に育っています!



次回が楽しみ♪

2008年12月11日木曜日

笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ

里の駅渡辺です。



明日の早朝ですが、KBSラジオに里の駅広報担当渡辺が出演します。

笑福亭晃瓶のほっかほかラジオ。

午前7時10分ごろ出演です。



電話を通じて笑福亭さんとお話しするのですが・・・

相手が見えないので緊張です。

うまくはなせるやろうか?



「ほっかほか 噺の朝ごはん」

2008年12月7日日曜日

下村さんのおぜんざい

こんにちは、里の駅大原の渡辺です。



寒くなってきましたね。

今日の朝は氷ばりばりでした。



朝、会社に向かおうとする車にのったらフロントガラスが凍り付き、なかなかとけない。

前が見えない・・・。

しょうがないのでじょうろで水をかぶせ、ちょっと透明度が増したところで出社しました。

早出だから他の車も少なく、約2分で無事会社に到着です。ほっ。



こんな寒い日は、あったかーいおぜんざいが美味しいですよ。



実は、花むらさきのおぜんざいが今、密かな人気商品となっています。

大原産の小豆(坂田さんとこの)が入ったので、それを柔らかく炊いてお砂糖と少し塩を足して。

程よい甘さのお汁と、やらかすぎない小豆になるようこだわっています。



そしてもちろんお餅はつきたて。



贅沢にも、焼き餅にします。



花むらさきには、おぜんざい担当スタッフ下村さんが居ります。

小豆を炊くのも、お餅を焼くのも下村さんの担当です。





チャーミングな笑顔の下村さん!

下村さんがつくると、なんだかおいしい。

ぜんざいはやっぱり下村さんなのです。





できたての花むらさき特製おぜんざい。

おこぶの代わりに、しば漬けを付けております。



うーん、湯気を写真に写すっていうのはむずかしいですね。





寒いなー、体あっためたいと思ったら花むらさきの下村さんのおぜんざいを食べにきてくださいね♪



里の駅 大原

2008年11月29日土曜日

大原名物たこ焼き

こんにちは、里の駅大原の渡辺です。



大原の特産品と言えばしば漬け。

そのしば漬けを利用して、とーってもおいしい食べ物をつくっている人たちがいます。



こちら。

↓↓↓



粉もん好きの関西人お気に入りの一品、たこ焼きです。



その名も、たこしば本舗さん!

このお店のしば漬け入りたこ焼きは、大原ふれあい朝市の人気店舗です。



紅ショウガの代わりに刻んだしば漬けを入れ、

ソースの代わりに醤油。

これが絶妙のコラボなおあじ。

ウマいです。




土曜日と、日曜日の朝市の後だけ里の駅にも出店してくれています。





かわいい看板は、ご主人の手作り。

とても器用な方です。





事務所にもいい匂いが漂ってきて・・・

ついつい食べたくなってしまうのです。

2008年11月28日金曜日

obamaさん、来てくれた!

こんにちは、里の駅大原の渡辺です。



今日はいよいよ若狭おばま交流市。

しょうしょうお天気はぐずっておりますが、美味しい魚が届くとあって従業員はわくわくしておりました。



10時の開店に併せて、テント市もスタートです!





うー、寒そうな空模様。

でも、テントの前にはひとだかり。



かくいう私も若狭カレイを購入。

��匹400円、一串3匹1000円。迷わず一串の方を選択。





↑↑

今晩のメインはこちら。

七輪で炭火焼します。



ほかにも、コッペガニ、お造り、へしこ、なれ鯖(めちゃウマです!!)、焼き鯖などなど、

小浜の味覚がどっさりとどいておりまーす。



本日午後4時まで開催。

お急ぎ下さい!!

2008年11月27日木曜日

再:若狭おばま交流市

里の駅渡辺です。



紅葉もいよいよクライマックスというかんじですね。

連日急がし日々が続いておりますが、これも12月まで・・・でしょうか?



さてさて、明日は紅葉に湧く大原に、海の幸が届きます。





若狭カレイの一夜干し





若狭は小浜から新鮮な海産物(カニとか!)や若狭カレイなどの干物、工芸品のお箸など。



ここ大原はなんといっても山国ですので海の幸はかなりうれしい。



どんなお魚くるのかな。



楽しみです。



12月28日(金)

10:00-16:00

花むらさき横芝生特設テントにて開催!





ぜひぜひ遊びにきてくださいね!

2008年11月26日水曜日

若手有機農業者の会”オーハラーボ”

里の駅スタッフの渡辺です。

怒濤の三連休、いかがお過ごしでしたか?



私は私用があり、24日は里の駅大原をお休みしておりました。



私用というのは、KBS京都で行われていた秋の収穫祭への出店です。

そこで、主人が歌手のYaeさん(加藤登紀子さんの次女)とトークイベントにでるということで、応援半分と、お野菜のお店も出せるという事で八百屋半分での参加となりました。



実は今回、大原で有機農業をしている若い農家が集まり共同での出店を行いました。



��軒7名のこの団体名は、「オーハラーボ」。

宮澤賢治が地元岩手県を「イーハトーブ」と名付け愛したように、私たちも大原の風景や環境、文化を大切にしながら農業がしたいという思いから、会の名前を「オーハラーボ」としました。



まだまだ新規就農者ばかりですが、やる気は十分!

みんなで協力して若手が農業を盛り上げていこう!という気持ちで頑張っています。



そんな思いをKBS秋の収穫祭でぶつけてみました。





土つき野菜はスーパーでは買えません!



結果、京都新聞にものるほどの盛況?!かどうかはわかりませんが、手応えは感じました。



こちらに記事を掲載して頂きました。

↓↓↓

https://www.kyoto-ohara-kankou-sns.jp/u/hakase/DBM9WouncqSt40yrPpIF/







翌25日は、これまた「オーハラーボ」で、ちょっと変わった場所での移動八百屋を行ってきました。





じつはここ、下鴨の住宅街にある劇場なのです。

アトリエ劇研といいます。ご存知ですか?



この劇場の屋外を借りて、一日だけの八百屋とカフェのコラボレーションが行われました。

八百屋は「オーハラーボ」が担当。



偶然通りかかった下鴨在住の奥様方にかわいがっていただき、持っていった野菜ほぼ完売。

みなさん、自転車ですーっと通り過ぎた後、

「なんやなんや」というかんじで戻ってきて頂くのがおもしろかったです。



当日の様子、詳しくはこちらのブログ。

↓↓↓↓

http://yasaichi.exblog.jp/





「オーハラーボ」、まだまだこれから活動の幅が広がりそうです。

里の駅大原の旬菜市場でもオーハラーボのお野菜買えますので、ぜひお手に取ってみてくださいね♪





「オーハラーボ」

おとふくばたけ

京都大原サトリキ農園

藤柳

ヴィレッジ・トラスト・つくだ農園の4つの農家でやっています。



お野菜は、

里の駅大原

大原ふれあい朝市で購入できます。



また、

出町ろろろ(出町)

ビストロ月庵(下鴨)

他、でお召し上がりになる事もできます。

2008年11月22日土曜日

お正月用 お鏡餅セット予約開始!

里の駅の渡辺です。



お正月はまだもう少し先ですが、お正月用お鏡餅セットの予約受付をスタートいたしました。



ご存知、もちの館でついた杵つきもちをひとつひとつ手で丸めていきます。

大原産のもち米と、きれいな水でつくお餅は絶品です。





↑↑↑↑↑↑

写真は中サイズ。一重(ひとえ)の下の段のお餅の直径が15㌢となります。



○○●●サイズ・価格○○●●

→大(直径17㌢/一重)2500円<小餅14個付>

→中(直径15㌢/一重)1500円<小餅10個付>

→小(直径10㌢/一重)1000円<小餅10個付>



○○●●受渡期間○○●●

12月27・28・29*・30日 午前10:00-15:00



��受渡は里の駅大原事務所となります。配達はいたしませんのでご了承下さい。

��29日は定休日のため受渡時間を10:00-12:00といたします。旬菜市場は閉店してお

りますのでご注意下さい。

��各受渡日ともに30組限定予約販売といたします。先着順にて承りますのでお早めに

ご予約下さいませ。



○○●●申し込み方法○○●●

��)氏名2)希望サイズ3)受渡希望日4)住所5)電話番号を明記の上、電話/FAX

��Emailもしくは直接事務所までお申込み下さい。ホームページの餅予約専用メールフォームからお申込みも頂けます。



電話/FAX075−744−4321

Email:info@satonoeki-ohara.com





沢山のお申し込みをお待ちしております!



里の駅 大原 餅予約専用タブはトップページ下部左から3番目!

2008年11月21日金曜日

若狭からオバマがやってくる!

・・・こんにちは、里の駅大原スタッフの渡辺です。



唐突にタイトルに掲げました通り、11月28日に若狭からオバマがやってきます。

とはいえ、かの国の大統領ではありません。



正式には、若狭小浜物産店の皆様です。



「鯖街道」でおなじみの福井県若狭。

最近は、朝の連続ドラマ小説「ちりとてちん」の舞台としても有名ですよね。



京都との交流の歴史も長く、いまでも京都のお魚事情を支える大事な地域です。

その若狭は小浜市から、海産物が届きます。



干物、若狭カレイ、刺身、カニ、伝統工芸のお箸などなど。



11月28日(金)10:00-16:00

里の駅大原館外の特設テントにて直売。





詳しくは、こちら

↓↓





画像が小さくてみにくい場合は、ホームページのNEWSタブをクリック。



里の駅 大原ホームページはこちら

2008年11月16日日曜日

里の野菜の品評会!

里の駅大原スタッフ渡辺です。

昨日は天気予報をうらぎり、うれしい秋晴れとなりましたね。



里の駅大原では、実り多い秋に農家の方々自慢の野菜か果物をもちよる品評会が行われます。



厳正なる審査の上、各賞が贈られます。



みてください、この堂々とした大根!!





ほかにも、大かぶ、赤かぶ、人参、白菜、キャベツ、ゆず、渋柿などなど。

大原にふさわしく、少量多品種というかんじでした。



こちらが、みごと里の駅大原賞にかがやいた堀川ごぼう。

りっぱー!!





表彰式の後は即売会でした。

すぐに完売となったようです。



来年は我が家も出品しようかな。

2008年11月12日水曜日

合鴨をめぐる冒険(下)

合鴨をめぐる冒険も、いよいよクライマックス。





あまりかわいがると後でつらいかもよ、といっても

かわいいといってはなさない男子生徒さん。





合鴨くんを見つめる視線があまりにやさしい!

みんな抱いたり、頭をなでたり。



「あったかーい」といって放しません。

だっこされている合鴨くんも案外おとなしく、

なついているようにも見えました。



「生きているね」と、しみじみ。



でも、これから合鴨くんを解体していかなければならないのです。





合鴨くんの解体は、生きているまま血を抜くという作業がまず最初に行われます。

この作業は、その後の調理の仕方によって幾通りかあるのですが、

今回はなべであっさり食べるためにしっかりと血抜きのできるこの方法を選択しました。



首に流れている太い血管を探し、一気に鉈で血管を切って血を抜きます。

首は落としません。



ニワトリの場合はだいたい1分から2分程度で絶命するのですが、

合鴨くんは生命力が強いのか5分以上かかります。



最後に静かにうなだれ、目を閉じれば血抜きが終わり、絶命した事を示します。



血管を切られた後の合鴨くんの目をじっと見ていました。

ニワトリのようには鳴かず、少しずつ力を失って

静かに、命を終わらせようとしているように見えました。





血抜きの後は、すぐに羽をむしる作業に移ります。

水鳥ですので、羽が丈夫でしっかりとしています。

ニワトリのように熱湯につけすっとむしれればいいのですが、

合鴨くんにお湯は禁物。

そのままむしっていきます。



約30分かけて羽を丁寧にむしった後、バーナーで軽くあぶり、産毛を燃やします。

その後流水で洗えば、ようやく解体作業に着手できる状態になります。



ここからは、さすが調理師学校の生徒さん。

持参していただいた、よくきれる包丁をつかって

先生の師事にしたがい手際良くお肉を骨から外していきます。



中には、医療関係で働いていらっしゃった方もいて、

とってもお上手。





外したお肉を一口大にきって、ようやく鴨なべのお肉になりました。





生きているとき、かわいかった合鴨くん。

解体して、お肉になったらとてもおいしそう。



不思議と、「かわいそう、食べられないよ」なんて思わないのです。

でも、「ありがたい、のこらずおいしく食べたい」と強く思いました。



生徒さんたちもだれひとり、「たべられない」とか「かわいそう」といった言葉はなく、

「貴重な経験ができました」

「ありがたいです」という感謝の言葉が沢山ありました。



鴨なべも、ほとんど何も残さずきれいに召し上がってくれました。





合鴨をめぐる冒険はこれで終わりです。

生きているものを頂く大変さと、ありがたさと、美味しさを実感しました。





里の駅大原では、各種農作業体験をご希望に併せて検討・企画いたします。

お気軽にご相談下さい。



里の駅 大原

合鴨をめぐる冒険(中)

合鴨をめぐる冒険はつづきます。





さて、数人の生徒さんが軽トラの荷台に乗り込み、合鴨を捕獲にいっている間に

その他の生徒さんは野菜の収穫です。



この日の収穫は、聖護院大根。

多くの生徒さんが

「千枚漬けできるかな」

と聖護院カブラと混同する中、大きな大根を収穫です。





「でかくねえ?」

「で、でかい!」



そうこうするうち、合鴨くん捕獲組が帰ってきました。





「かわいーね」

「かわいい」

と、軽トラを取り囲む生徒たち。



合計七羽の合鴨くんが生徒さんたちのもとにやってきました。



いよいよ解体の始まりです。

合鴨をめぐる冒険(上)

里の駅スタッフの渡辺です。



先週の話ですが、大和学園の生徒さん約30名の皆さんが、里の駅大原で農作業体験をされました。



前回、稲刈りと餅つきを体験したグループとはまた違うコースの学生さんです。



今回のメニューは、冬野菜の収穫と、合鴨くんの解体&鴨なべを食べようというものです。



合鴨くんの解体・・・。

そうです、

生きている合鴨くんをしめて、羽をむしり、

お肉や出汁になる骨を頂くという一連の作業の事です。



これまで約半年、ちいさなヒナのときからかわいがってきた合鴨くん。

食べてしまうのは複雑な思いもありますが、

合鴨水稲とは、お米の生産である農業と、

合鴨の飼育である畜産をするという2つの性質を持つ優れた農法です。



合鴨くんを食する事は始めから決まっていた事。



しかも、料理人を目指す前途有望な若者たちの貴重な体験になればと、

かわいい合鴨くんを旅立たせる決意をしました。



ほとんどの生徒さんにとってはもちろん初めての体験。

いったいどんな作業がまっているのか、

実際のところ、わたしも合鴨は初めてですのでわかりません。





生徒さんが集合したあと、さっそく合鴨くん捕獲組と野菜の収穫組に別れて作業開始です。



2008年11月5日水曜日

犯人は誰?

里の駅渡辺です。



里の楽農園、11月に入り元気に野菜が育っています。



が!



ここへ来て葉っぱがぼろぼろの野菜がでてきました・・・。





耐病CRこかぶ君です。



耐病なのは根こぶ病にだけであって、

けして葉っぱを食べられない

という訳ではない。



だからといって、農薬や殺虫剤を振りまきたいとも思わない。



となれば、原因を突き止め対処するしかありませんね。





ということで、葉っぱをぼろぼろにした犯人を捜しました。

そーっと葉の裏を見てみると、

いました。

このちっちゃい奴です。





指で触れるとこんな風に丸くなります。

刺したりしないので、素手で触っても大丈夫。



犯人として写真に収めたとは、





・・・ぷちっとつぶします。

2008年11月2日日曜日

山の紅葉ではないですが・・

里の駅の渡辺です。



日中は、なかなか外へでられないのですが、

旬菜市場の施設の中にも

紅葉がやってきました。







山のあじさいや、もみじなどが

きれいに赤く染まっています。



なかでもあじさいがとびきりきれいでした。

2008年10月30日木曜日

虹が出た

里の駅の渡辺です。



お天気雨の後、やっぱり!

虹が出ました。



とてもきれいだったので、里の駅を入れつつ写真に収めました。

トップページの写真は、虹を背景にした里の駅に更新です!







里の駅 大原のトップページはこちらから!

テレビ取材と新聞も

里の駅スタッフの渡辺です。



今日は、読売新聞さんと読売テレビさんが取材に来てくれました。



同じ読売ですが、偶然にも同じ日に取材が重なっただけで

取材ないようは別件です。



読売新聞さんは、京野菜を使ったお漬物についての取材。

小カブや大根の生産者でもある坂田さんの野菜を手に撮影中です。





読売テレビさんは、「極上の散歩道」という旅番組で、

秋の大原を訪れるという内容での取材。

オープンしたての施設という位置づけで里の駅の取材です。

坂田さんの畑も取材予定。





「土曜日の朝のひととき、大人のためのちょっと贅沢な散歩」

がテーマのこの番組。

大原が、どんなすてきな番組になるのだろうと期待してしまいます。

11月15日(土)あさ5:29〜5:59の放送予定だそうです♪





極上の散歩道

里の駅 大原

2008年10月26日日曜日

大原ふるさと学校

雨が上がったかとおもった週末。

予想を裏切って、今日も雨です。



ぐーんと冷え込んできた大原ですが、

今日は里の駅で大原ふるさと学校が開校されました。



この取り組み、昨年2月から始まったのですが、

今回で何と70回目を数えました。

大原の人が先生や生徒になって文化の事や

お野菜の事を勉強したりしています。





さて、そんなふるさと学校ですがの今日のお題目はこちら!





先生は、大原在住で大和学園におつとめの坂本さんです。

なにしろ教えるのが本職の先生ですから、

事前の資料もばっちり!です。

すごい。



その坂本先生から、

これから旬を迎える根菜類、葉野菜類について、

その目利き方法や保存方法などを解説していただけます。





みなさん、旬という言葉はごぞんじでしょう。

でも、一口に旬といっても実際には

「走り」と呼ばれる出始めのころと、

「盛り」とよばれるもっとも沢山出荷されまた価格も安い時期、

「名残(なのこり)」とよばれるさいごの時期の

��つにわけることができるのだそうです。







というようなお話を聞く生徒の方々。

大原の人も入るし、里の駅のお客さんもいる。

大原地域を勉強している学生さんもいたり。

なんかだか、一年前の自分と重なります。



今日は仕事中でしたので最後まで出席する事ができませんでしたが、

ふるさと学校の立ち上げの時期を知っている

��立ち上げのときの飲み会にたまたま参加しておりました・・・

ああ、なつかしい)

ものとしては、感慨深くなってしまうのでした。



里の駅大原

少し古い記事ですが、ふるさと学校の過去の様子

2008年10月25日土曜日

農作業体験〜里の楽農園畑のいろはコースvol.2〜

里の駅の渡辺です。



久しぶりに雨が上がりましたね。



今日は里の駅大原の裏の畑、「里の楽農園」で

農作業体験のコースを行いました。



このコース、畑のいろはというのですが

その名の通り野菜作りを一からやってみるというのが目的。



今日はその第2回目だったのですが、

はやくも収穫体験をする事ができました。



先月まいた種から、小松菜を収穫。





他にも、大根、小カブ、水菜、春菊、畑菜の間引き。

これが結構な量になり、皆さんに持ってかえってもらいました。



昨日までの雨で畑にはところどころに水たまりが・・・

でもこどもたちは、あえてその水たまりに入っていきます。



というか、野菜の収穫よりもそっちのほうが楽しいみたい。







畑で自由に楽しく遊んでもらえたら、

それだけでもうこの企画は成功です。



いつか大人になったとき、畑の事を思い出してくれるかな〜。





里の駅大原

2008年10月22日水曜日

天日干しのゆかり

里の駅スタッフの渡辺です。



いい天気が続いてますね!

今週半ばには少し崩れるようですが、

秋晴れって本当に気持ちのよいものです。



そんな秋晴れのお天道様の力を利用して、

里の駅では天日干しのゆかりを作っています。



まだしっとりとした紫蘇の葉を

��週間から10日ほどかけて乾燥させていきます。





そうすると、紫蘇の葉がぱりぱりになり

表面は塩をふいたようになります。

こうなれば完成。



あとは細かく砕いてふりかけにします。





まっしろなご飯にかけるとふんわりとしその香りが・・☆



他にもポテトサラダに混ぜたり、ちょっとした彩りや香り付けに最高です。



里の駅旬菜市場でも販売しておりますので、是非お試しあれ〜♪

2008年10月18日土曜日

里の楽農園の野菜

里の駅の渡辺です。



9月からはじまった里の楽農園ですが、

��第1回はこちらから



順調にそだった野菜がこんなに大きくなっています。



源助大根ちゃん。





畑全体の様子はこんな感じ。





じつは、所々なにもはえてこないところがあったりして、

鳩に食われたのか、

種をまき忘れたのか・・・。



次回の里の楽農園、畑のいろはコースでは、

たーっくさん生えた、雑草を抜きますよ〜。



楽しみですね♪

2008年10月17日金曜日

農作業体験@里の駅

こんにちは。

里の駅渡辺です。



今週は天気いいですね〜!

気持ちいい毎日が続いております。



さて、里の駅では昨日、学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校の栄養士科1年生の生徒さんの農作業体験がありました。



体験プランは、

もち米の稲刈り、

杵つきもち体験&試食、

お弁当

という内容。



稲刈りは、里の駅すぐとなりの主人の農園(つくだ農園)が管理しているほ場で行いました。



もちろん、ほとんどの生徒さんが初めての体験だったようで、

きゃーきゃー、わーわー、大騒ぎで楽しんでくれました。



普段、お米に接する機会は人一倍多い彼らでしょうが(料理人の卵なので)、

実際に田んぼに入ったり、刈ったりする作業は貴重な体験だったと思います。







その後、餅つきです。

本物の臼と杵を使って、白餅と、紫蘇もちを搗き上げます。

これも初めての生徒さんが多くて、おっかなびっくりで搗きました。



↑↑↑↑

こちらの生徒さんは、毎年餅を搗くという事でとっても上手でした。



もち米を刈り、餅を搗くというストーリーを体験していただいて、

大原での農作業体験を存分に楽しんでいただけました。



今回をきっかけに、

今後は、田植えや野菜の収穫など、農作業にまつわる体験プログラムをつくって、

みなさんに体験していただけるように準備を進めていきたいと思います!





-お詫びと訂正-

10月17日付けの本エントリー内にて、「調理師学校の生徒さん」と記載しておりましたが、正しくは、「学校法人大和学園 京都栄養医療専門学校の栄養士科1年生の生徒さん」でしたので、訂正してお詫び申し上げます。

2008年10月15日水曜日

大原女ってすてき

里の駅スタッフの渡辺です。



大原観光保勝会では、大原女衣装を着て

大原を散策
できるサービスを行っています。



今日は里の駅に、大原女衣装の着付けをしてくれる保勝会の早川さんが来てくれましたので、さっそく写真を一枚。







大原女衣装って、かわいいです。

でも、かわいいだけでなく機能的でもあります。



わたしも着た事がありますが、これがかなり動きやすい。

裾を短めにとってきるので足さばきが楽ですし、

帯が通常のものより細くて、骨盤と肋骨という締めても苦しくないところで締めるだけなのでおなか周りが全然苦にならないのです。



かつては、野良着として普通に着ていたものだと聞いた事がありますが、

こんな衣装で棚田で農作業なんかをしている風景は、

さぞ風情があったのでしょうね。



写真に写っている早川さんは、裾を長くとって野良着風ではありませんね。

大原では、大原女衣装は正装なんだそうです。

野良着でもあり、正装でもある。

なんか、とってもすてきですね。



みなさんも、ぜひ大原女衣装にトライしてみてください☆

↓↓↓↓↓

大原女で散策

里の駅 大原

2008年10月13日月曜日

朝がゆ

おはようございます。

里の駅の渡辺です。



さてさて、秋の大原は朝がとってもさわやかです。



すこし肌寒くて、空気が澄んでおり、

山の稜線がくっきりして、なんともいえない清々しい気分になれます。



そんな朝に食べたいのが、花むらさきの朝がゆ!

ということで、遠方から来た夫のお友達に召し上がってもらいました。





少し見づらい写真ですが、お粥に佃煮やお漬物と、卵焼き。

つきたてもちをさっと焼いたものをお粥にのせました。

これで、なんと450円。







大満足のご様子。

2008年10月11日土曜日

ハナから秋

風が吹くたびに、ふっと匂ってくる秋の香りがあります。



金木犀です。





里の駅の駐車場の東がわに、ずらっとならんで植わっています。







ちいさな、星みたいな花の形もかわいいですね。



不意をついて香る金木犀。

それだけで幸せな気持ちになれる香りです。

2008年10月10日金曜日

京都マルシェ

里の駅とは直接関係ないのですが、

11月24日にKBS京都で開催される秋の収穫祭

京都マルシェ”のご案内です。



農ある暮らしをもとめて

と題された、この京都マルシェは、

ライブ、トーク、パネルディスカッション、などなど食をめぐる

様々なイベントがおこなわれます。



実は、私の夫がこのイベントの、

「若き農家の有機は勇気をもらえるトーク」

という、パネルディスカッションに登場します。







なんでも、有機農家という枠からの選出だそうで、

他には、八百屋ONE DOROPさんや、

奈良県でお茶の栽培をしている、健一自然農園の園主など、

ほんとに若い農業者や有機農業を応援する八百屋さんの話が聞けます。



めったにない、若者たちの本音を聞く機会に、ぜひとも足をお運び下さい。



他にも、目玉(と私が勝手に思っている)のはYaeさんのトーク&アカペラライブ!

Yaeさんは、歌手加藤登紀子さんの娘さん。

千葉県で、農家のご主人と一緒に半農半歌手の生活をされています。



余談ですが、今年の春に私たち夫婦はYaeさん家族のお住まいにお邪魔して、

加藤登紀子さんの別荘(?)に泊めていただきました。



いろんなご縁があって、そうなったのですが、

Yaeさんのライブ、行きたーい!!ですね。



と、たのしそうなイベント目白押しな京都マルシェ、秋の収穫祭にぜひ足を向けてみては?





京都マルシェ

八百屋ONE DROP

健一自然農園

2008年10月5日日曜日

お惣菜ができました。

新しく、お惣菜のコーナーができました。

場所はわけあって花むらさきです。



お惣菜と言えば、デパ地下を思い浮かべる方も多いでしょうね。



さて、こちらをご覧下さい







見るからに、そういう派手さはありません(笑)





でもきっと、デパ地下にはないお惣菜の味が

ここにはあります。



それは、花むらさきのお母さんたちが、

自分のうちの子に食べさせるような感覚でつくっているから。

つまり、家庭の味。愛情たっぷり。



調味料は醤油、塩、砂糖、みりん、酒がほとんど。

あとは素材の味。



シンプルですが、これがおいしい。





濃い調味料になれてしまった舌に

やさしく味わえる。

そんなお惣菜があります。