里の駅スタッフの渡辺です。
先週の話ですが、大和学園の生徒さん約30名の皆さんが、里の駅大原で農作業体験をされました。
前回、稲刈りと餅つきを体験したグループとはまた違うコースの学生さんです。
今回のメニューは、冬野菜の収穫と、合鴨くんの解体&鴨なべを食べようというものです。
合鴨くんの解体・・・。
そうです、
生きている合鴨くんをしめて、羽をむしり、
お肉や出汁になる骨を頂くという一連の作業の事です。
これまで約半年、ちいさなヒナのときからかわいがってきた合鴨くん。
食べてしまうのは複雑な思いもありますが、
合鴨水稲とは、お米の生産である農業と、
合鴨の飼育である畜産をするという2つの性質を持つ優れた農法です。
合鴨くんを食する事は始めから決まっていた事。
しかも、料理人を目指す前途有望な若者たちの貴重な体験になればと、
かわいい合鴨くんを旅立たせる決意をしました。
ほとんどの生徒さんにとってはもちろん初めての体験。
いったいどんな作業がまっているのか、
実際のところ、わたしも合鴨は初めてですのでわかりません。
生徒さんが集合したあと、さっそく合鴨くん捕獲組と野菜の収穫組に別れて作業開始です。