2008年11月12日水曜日

合鴨をめぐる冒険(上)

里の駅スタッフの渡辺です。



先週の話ですが、大和学園の生徒さん約30名の皆さんが、里の駅大原で農作業体験をされました。



前回、稲刈りと餅つきを体験したグループとはまた違うコースの学生さんです。



今回のメニューは、冬野菜の収穫と、合鴨くんの解体&鴨なべを食べようというものです。



合鴨くんの解体・・・。

そうです、

生きている合鴨くんをしめて、羽をむしり、

お肉や出汁になる骨を頂くという一連の作業の事です。



これまで約半年、ちいさなヒナのときからかわいがってきた合鴨くん。

食べてしまうのは複雑な思いもありますが、

合鴨水稲とは、お米の生産である農業と、

合鴨の飼育である畜産をするという2つの性質を持つ優れた農法です。



合鴨くんを食する事は始めから決まっていた事。



しかも、料理人を目指す前途有望な若者たちの貴重な体験になればと、

かわいい合鴨くんを旅立たせる決意をしました。



ほとんどの生徒さんにとってはもちろん初めての体験。

いったいどんな作業がまっているのか、

実際のところ、わたしも合鴨は初めてですのでわかりません。





生徒さんが集合したあと、さっそく合鴨くん捕獲組と野菜の収穫組に別れて作業開始です。