里の駅大原の渡辺です。
今日はとてもあたたかいです。
このまま春になるのでしょうか?
寒さにこたえた体にはこのあたたかさはうれしいけど、
本当なら2月はもっと寒いですよね。
高千穂にいる母方のばあちゃんがいってました。
「雪がふらんと虫が減らんき、夏がこえっちゃ」
夏のこと考え、冬の寒さを受け入れる。
ばあちゃん、すごい。
ちなみにこのばあちゃんのあだ名は
こんきばあちゃん。
根気があるのではなく、
耕耘機にのっているから。
こううんき、こうんき、こんき。となりました。
牛を飼い、米と野菜を育てて、こんにゃくも豆腐も手づくり。
うどんももちも手づくりでした。
ちなみにじいちゃんは海軍帰りで、イノシシ撃ちが趣味(?)だったようですが、
本職は土木屋だったので畑や牛は全部ばあちゃんの仕事だったようです。
夏休みに、家族でばあちゃんちにいくのがとっても楽しみでした。
腰は曲がってしまいましたが、今も元気です。
いまでもおばさん夫婦が牛飼いを続け、田畑を守っています。
じいちゃんの土木会社を継いだ別のおばさんの旦那さんが、
「最近おじさんね、ビオトープに関心があるとよ。
ビオトープの勉強もしとると。
でもね、思うっちゃけど、高千穂のこの環境だったら
本当はなんもせんのが一番よかとやなかろうか。ねえ。」
と語っていたのを思い出します。
このまま春になってしまうのが
なんとなくすこしこわく感じてしまいます。